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那覇軍港移設「県は撤回を」 沖縄平和運動センター


那覇軍港移設「県は撤回を」 沖縄平和運動センター 那覇軍港の移設予定地となる浦添市西海岸=2020年8月、浦添市西洲(小型無人機で撮影)
この記事を書いた人 Avatar photo 知念 征尚

 沖縄平和運動センターの木本邦広、当山勝利共同代表らは8日、県の基地対策担当者と面談し、米軍那覇港湾施設(那覇軍港)の浦添市への移設計画を撤回するよう要請した。

 要請書では移設計画を「新浦添軍港計画」だと表現した。軍港移設はもともと軍事物資の集積・補給基地だったキャンプ・キンザー(牧港補給地区)と直結できる計画だったと説明。移設が進められれば返還計画があるキンザーを「使い続ける懸念もある」と指摘した。

 また、予定地の水深が深く、那覇軍港には入港できない強襲揚陸艦や原子力空母も入港可能となり、多国籍の軍艦による使用も想定され「機能強化だ」と訴えた。

 県担当者は、基地の整理縮小のため、移設計画自体は着実に実施する必要があるとした上で「基地機能が強化されることはあってはならない」と指摘し、引き続き移設協議会で確認していく考えを示した。

(知念征尚)