【台北共同】米国の対台湾窓口機関、米在台協会(AIT)台北事務所のレイモンド・グリーン所長(大使に相当)は4日、就任後初の記者会見を実施した。中台の衝突を抑止し、台湾海峡の現状維持を促していくとの米国の立場を強調した。
グリーン氏は台湾が防衛力強化を進めていることや、日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」など同盟国の連携が効果を発揮しているとの考えを示し、地域の安全に自信を持っていると表明。台湾にいる米国民の有事の際の避難について「特別な計画はない」と述べ、議論したこともないと説明した。
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中台衝突抑止で 海峡の維持促す 初の会見で米駐台代表
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琉球新報朝刊