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宜野湾市長に当選、佐喜真氏の横顔は? 2期6年の実績から再び 沖縄


宜野湾市長に当選、佐喜真氏の横顔は? 2期6年の実績から再び 沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 空手は3段の腕前。大学卒業後にはフランスに渡り、空手を教えながら語学を学び、7年近く過ごした。海外生活の経験もあってか「少年よ大志を抱け」が座右の銘だ。

 父の博さんは宜野湾市議会議長を務めていたが、公務中にくも膜下出血で倒れ、帰らぬ人に。当初、自身は政治の世界に入る気はなかったが、周囲の声に推される形で補欠選挙に出馬して当選し、2001年に宜野湾市議となった。

 市議を2期、県議を2期務め、12年から18年まで宜野湾市長を務めた。辞任して18年と22年の知事選に挑んだがいずれも落選した。今回当選するまでの6年間、政治家として再起を促す大勢の人から掛けられた温かい言葉が「忘れられない」としみじみ語る。

 1964年8月9日生まれ。60歳。宜野湾市真志喜出身。妻と1男2女。