「オール沖縄」勢力の県政与党各政党・会派連絡会は12日、次期衆院選沖縄4区の候補者を立民公認の金城徹氏(70)と決定した。
野党系統一候補者選考委員会の8日の決定を了承した形だ。
金城氏は「4区についてはいろいろな状況の変化から選考が長引き、選考委には苦労をかけた。決定をもって正式な後援会活動をスタートさせ、目的を達成したい」と意欲を語った。
一方、4区候補に山川仁氏(49)を公認し、連絡会の構成メンバーでもあるれいわ新選組は12日の会議を欠席した。山川氏は取材に対し「今後については党で検討している」とした。
連絡会座長の照屋大河県議は、れいわ側と連絡が取れていないと説明。その上で、れいわ側が選考に加わる条件とした公開討論会を実施するなど、選考委では「民主的かつ公正公平」に議論してきたと強調した。
衆院選は10月中の投開票が取り沙汰される。今回の候補者決定を踏まえ「れいわも含めてみんなで力を合わせて頑張っていきたい」と話した。
(知念征尚)