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運用、作戦遂行能力の向上目的か 与那国・西表島間を通過の中国空母 防衛相が分析 沖縄


運用、作戦遂行能力の向上目的か 与那国・西表島間を通過の中国空母 防衛相が分析 沖縄 中国空母「遼寧」(資料写真)
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 【東京】中国海軍の空母「遼寧」など艦艇3隻が与那国島と西表島の間の接続水域を南進した件について、木原稔防衛相は20日の閣議後会見で「空母の運用能力や遠方の海空域における作戦遂行能力を向上させようとしているとみられる」と語った。中国艦艇の活動目的について「確定的に答えるのは困難」と前置きしつつ分析を示した。

 木原氏は「中国海軍所属空母がわが国の接続水域を航行したことを確認したのは初めて」と強調、中国軍機の領空侵犯なども踏まえ「今回の事案は受け入れられない」と述べた。

 (明真南斗)