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アカショウビン“卒園” そっと子供ら観察

アカショウビンの子育てを絵に描いた園児ら=読谷村ののぐさ保育園

 【読谷】読谷村比謝にある「読谷中央幼稚園・のぐさ保育園」の園庭で今月上旬、営巣していたアカショウビンのひなが無事に巣立ち、見守ってきた園児と職員らを喜ばせている。

 7月下旬、園児が園庭でアカショウビンのひなを見つけ、周囲を探したところ大きなセンダンの木で4羽が繁殖していたのが確認された。
 センダンの木は、送り迎えの車が頻繁に往来する場所にあるが、その中を親鳥がせっせとひな鳥に餌を運んでいた。アカショウビンは警戒心が強いとされるが、人の往来が激しい場所で、子育てから巣立ちまで確認できるのは珍しいという。
 同園では、アカショウビンの巣立ちを見守るため、巣に近づかないように保護者にも声掛けし、園児と保育士らも遠くからそっと観察したという。園児は子育ての様子を絵に描き、保護者OBが撮影した写真も園内に飾っている。
 9日、1羽が無事巣立ったのが確認され、同園の大きなニュースになった。のぐさ保育園の仲村恵子園長は「保育園は子どもにとって最初の教育機関。鳥も一生懸命に子育てしている様子をみんなで見守ることができて良かった」と話していた。(国吉美千代)