経済

ネット上の「沖縄」集合 琉大工学部・長田研究室、デジタル関連産業を応援

 インターネット上に数多く存在する「沖縄情報」への入り口(ナビゲーションポータル)をつくり、県内のデジタルコンテンツ関連産業を応援しようと、琉球大学工学部情報工学科の長田研究室が取り組んでいる。

提携サイトの登録や認証を共通化し、利用者が使いやすくするほか、事業者には既存のサイトを変えることなく、参加できるポータルにする。沖縄に関する情報の緩やかな“集合体”をつくることで、人の集まる商店街のような相乗効果が生まれると話している。
 研究は総務省の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)の採択事業で期間は2年間。「コンテンツ・チャンプル・プロジェクト」として、長田智和助教と大学院生の城間政司さん、新垣大志さん、沢岻寛人さんが2008年度から取り組んでいる。
 システムではサイトごとに登録・認証を行う必要がなくなり、沖縄に関するコンテンツを利用者が手軽に利用できるようになる。また、既存のショッピングサイトのように事業者を完全に囲い込むことをしないため、ネット上で事業者ごとの個性が失われずに済むといった利点がある。
 長田助教は「プロジェクトが進むことで各企業がホームページを持つことの意義が高まり、コンテンツ業界の支援にもつながるのではないか」と話している。
 秋ごろには利用者と事業者双方による実証実験を予定。実際の運営に向けてコンテンツ関連業者から意見を取り入れていく意向だ。詳細はhttp://www.contents―chample.net/project/ 問い合わせは(電話)098(895)8719、メールnagayan@ie.u―ryukyu.ac.jp


コンテンツチャンプルと連携したウェブサービスの利用イメージ(after)

プロジェクトに取り組むメンバー=琉球大学