教育

翔南高・宮古農林 地域に貢献64年 閉校式で卒業生ら惜別

(左から)翔南の校旗を手にする平安祐太君と宮古農林の校旗を手にする友利美香さん=2日、宮古総合実業高校

 【宮古島】翔南高校と宮古農林高校の閉校式が2日、宮古総合実業高校で行われ、卒業生や在校生、保護者、地域住民ら多数が参加した。参加者らは64年間の歴史に幕を降ろす両校の閉校を惜しむとともに、伝統を受け継ぎ発展させていく大切さを確認し合った。

 閉校式で翔南、宮古農林、宮古総合実業の校長を兼ねる下地盛雄校長は「(両校は)産業教育の独自性を生かす学校として地域や県内外で確固たる地歩を築いてきた」と式辞。金武正八郎県教育長は「同窓生や地域の方々は惜別の情はひとしおと思う。両校の伝統は宮古総合実業へ引き継がれると思う」と述べた。
 参加者全員で両校の校歌を斉唱し、1日に翔南を卒業した平安祐太君と宮農を卒業した友利美香さんがそれぞれの校旗を金武教育長へ返納した。
 両校は1946年4月に宮古群島政府立宮古中学校に農業科、海洋科として設置され、宮古水産高校、宮古農林高校に改称。宮古水産高校は92年に翔南高校へ改称された。2008年4月に両校を統合し宮古総合実業高校となった。
 1949~2009年度までに宮古農林は9289人、翔南と宮古水産は計7023人(宮古水産4701人、翔南2322人)が卒業した。