経済

沖縄セルラー、固定通信事業を開始

光インターネット「au ひかりちゅら」の開業記念祝賀会=16日夕、那覇市のザ・ナハテラス

 沖縄セルラー電話(那覇市)は16日までに、光ファイバー回線を活用した固定通信事業のサービスを開始した。高速インターネットや固定電話、多チャンネル放送などの総合通信サービスを本格展開し、付加価値の高いサービス提供を図る。主力のauの携帯電話事業と融合した新たな収益源確保を目指し、同じ分野で先行するNTT西日本を追撃する。

 同社は16日夕、光インターネット「au ひかりちゅら」の開業記念祝賀会を那覇市のザ・ナハテラスで開き、関係者200人余が出席した。
 昨年9月末の県内の高速インターネットに占める光ファイバー加入者線(FTTH)は12万366(21・9%)で、90%以上をNTTが占める。北川洋社長は「全国の普及率の三十数%より低い県内はさらに伸ばせる。携帯電話事業が飽和状態にある中でサービス強化を図りたい」と強い意欲を示した。
 同社は14日から那覇、浦添、豊見城の3市でサービスを開始。昨年12月に沖縄電力の子会社だった沖縄通信ネットワーク(OTNet)の第三者割当増資を引き受けて子会社化。新事業はOTNetの光ファイバー回線を利用している。家庭用で最大1ギガビット、マンション用で最大100メガビットと通信の速さをPRしている。
 7月までに沖縄、うるま、宜野湾、名護市、北谷町にエリアを拡大する予定。