地域

植樹で終わらない管理地下水保全へ 宮古島環境ク市民と催し

サガリバナを植樹する参加者ら=14日、宮古島市下地のヤーバル公園

 【宮古島】宮古島市民らでつくる任意団体「宮古島環境クラブ」(下地邦輝会長)は14日、宮古島市下地のヤーバルやすらぎの森公園で市民を対象にしたワークショップ「ヤーバル公園水辺の植樹」を開催した。

市民約50人が参加しサガリバナを1人1本ずつ植樹した。参加者は植樹したサガリバナの管理者となり、2カ月に1回のワークショップなどを通して育て、宮古島の緑化や地下水保全に取り組む。
 同クラブは2009年12月に設立され宮古の生活用水、農業用水である地下水の汚染防止につながる植樹活動を続けている。ヤーバル公園にはこれまで、14日の分も含めて135本を植えた。
 14日のワークショップはあいにくの雨天となったが、参加者は雨具をまとい、サガリバナの2年苗を丁寧に植樹。自らの氏名が書かれたプレートを設置した。
 参加者の古波蔵孝子さん(56)は孫の剛輝君(5)と一緒にサガリバナを植樹した。孝子さんは「宮古は森林が少ない。もっと緑が増えればと思い参加した」、剛輝君は「植えて楽しかった」と話し、笑みを浮かべた。
 下地会長は「市民が植樹、管理する中で宮古における地下水の大切さや環境への認識を深めてほしい」と語った。
 次回のワークショップは5月に実施する。同クラブは随時、サガリバナの所有者となる植樹参加者を募集し多くの参加を呼び掛けている。
 問い合わせは宮古島環境クラブ(電話)0980(73)5307。