芸能・文化

新作・古典・講談― 熟練の技に爆笑 メンソーレ寄席

ユーモアたっぷりの話芸で笑いを誘う(左から)藤木勇人、林家彦いち、神田山陽=17日、那覇市ぶんかテンブス館

 うちな~噺家(はなしか)の藤木勇人、講談師の神田山陽、落語家林家彦いちの3人が熟練の話芸を披露した公演「笑々(わらわら)・メンソーレ寄席」が17日、那覇市ぶんかテンブス館で行われた。藤木は落語「父の会社」、神田は講談「レモン」「安兵え」、林家は落語「みんな知ってる」「ちりとてちん」をそれぞれ披露し、会場全体が笑いに包まれた。

 3人は冒頭で雑談を交え、そろって自己紹介した。公演が行われた時間帯は、夏の甲子園を制した興南高校野球部が3回戦・仙台育英との試合と重なっていたため「興南の試合を後ろのモニターで映しながらやりましょうか」などと笑いを誘った。
 藤木が披露した「父の会社」は自宅へかかってきた電話を取った息子が電話の相手を「パパの会社の人」と勘違い。実は電話してきたのは過去に転勤していた沖縄で三線を習っていた師匠「屋宜さん」だった。
 息子と息子から電話を替わったママは、屋宜さんが話すウチナーグチが外国語のように聞こえる。「ハイサイ」を歯医者、「ハイタイ」を「歯が痛い」と伝えてきているのと勘違いするなどウチナーンチュなら誰もが腹を抱えるネタを次々に繰り出した。会場は爆笑に包まれた。