経済

宜野湾西海岸都市機能地、出店企業にサンエー 雇用、活性化に期待

 【宜野湾】ホテル開発が頓挫した宜野湾市宇地泊の西海岸都市機能用地第1街区の土地処分をめぐり、同市の企業立地検討委員会(委員長・大城保沖国大教授)は出店企業にスーパー県内最大手のサンエーを選定し、30日に伊波洋一市長へ答申した。

 関係者によると、同社の事業計画では、大型商業施設の建設を予定しており、土地取得を除く事業費は50億円で「経塚シティ」と同等の規模となる。同市は7日の庁議で決定し、13日にも契約調印する。
 商業施設の名称は「サンエー宜野湾コンベンションシティ(仮称)」で、地上5階建てを予定し、建築面積は約1万5700平方メートル、延べ床面積は約6万1200平方メートルの規模。土地代約16億1600万円や建設事業費50億円は自己資本で賄う計画だ。テナントやアルバイト従業員を除いても約500人の新規雇用を予定。市の税収効果は、固定資産税と法人市民税を合わせて年間約7千万円以上に上る見込み。
 同街区の総面積は約1万7200平方メートルで、1999年12月に同市が県から取得。当初は大型商業施設やホテルなどが開発に名乗りを上げていたが、いずれも建設までに至らなかった。
 大城委員長は選考理由を「アフターコンベンション機能を有し、事業計画が具体的かつ総合的に優れ、雇用確保と地域経済の活性化に大きく寄与する」と説明。伊波市長は「県内最大の流通企業が進出することを歓迎する」と述べた。