経済

ゆがふHD、今帰仁にホテル計画

 【今帰仁】名護市で建設業やホテル業を営むゆがふホールディングス(前田裕継代表取締役CEO)が、今帰仁村与那嶺にある公立学校共済組合(本部・東京)の旧保養施設「梯梧(でいご)荘」の跡地に、100室規模のホテルを整備する計画を進めていることが8日、分かった。

レストランや城下町風の宿泊施設などを備える計画。同社は所有権を持つ村と1日に賃貸契約を交わしており、早ければ2年後にも開業にこぎ着けたい考え。
 ホテルのほか、地元食材を使った料理を提供し、沖縄の食文化を発信する「フードテーマパーク」や今帰仁城の城下町をイメージし、映画やCMのロケにも使えるような「今帰仁城下町」、大浴場やスパ、オートキャンプ場、イベントスペースなど多目的に活用できる施設とする方針。
 正規のスタッフとして36人の雇用を見込み、繁忙期などに臨時に採用するアルバイトを含めると最大115人となる予定。村は村在住者の優先雇用や地元食材の活用などを契約の条件としており、村の経済活性化への効果も期待される。
 梯梧荘跡地は村が2010年2月に土地と建物を約1億700万円で取得した。その後管理運営をする業者を募集し、応募があった3社の中から選定委員会で選ばれた同社と調整を進め、1日に契約した。年間の賃貸料は460万円。
 同社の前田貴子専務は「自然やビーチ、歴史文化、食べ物がそろっている北山の地で、滞在型の観光施設を造りたい。名護、本部、今帰仁を一体的に活性化できるような場所にするために尽力したい」と話した。


新たなホテル計画が進められている梯梧荘跡地=8日、今帰仁村与那嶺