【中国時報】94年生まれから兵役免除と発表 志願制向け台湾国防部


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 台湾国防部は12月30日、2013年から1994年1月1日以降に出生した男子の兵役を免除し、4カ月間の軍事訓練のみを課すと発表した。18年には志願兵に完全移行する計画で、それまでの期間、兵役は社会奉仕などの代替役となる。

 93年末までに出生した男子の兵役の義務は存続するが、該当する年齢の男子は現在、ほとんどが在学中であるため、入隊は卒業後となる。期間も1年間。13年から15年は、5万から6万人が代替役に就く見込みだ。
 完全移行までの一般代替役は18年、研究開発代替役は20年に終了する。一方、志願兵制移行以降に予想される問題は残されており、特に1人当たり義務兵の4倍となる志願兵の報酬をいかに確保していくかが憂慮されている。