芸能・文化

琉日中 弾き手競演 14日、横浜能楽堂

八重山民謡の魅力を語る宮良康正=浦添市

 横浜能楽堂の特別企画公演「日中を旅した楽器―三弦・三線・三味線」が14日午後2時、横浜市の同所で行われる。

中国の三弦、沖縄の三線、日本の三味線の名手たちが競演。沖縄からは人間国宝(琉球古典音楽)の照喜名朝一と八重山民謡の名手・宮良康正らが出演する。
 照喜名は伊野波節、二揚仲風節を披露。宮良は山本藍と安里屋ユンタ、与那国ションカネ、とぅばらーま、六調節を披露する。
 横浜能楽堂では民謡系の歌い手の初出演となる宮良は「古典音楽と八重山民謡が一緒に大きな舞台に出演する例は過去になく、ありがたい」と強調。「例えば安里屋ユンタは、一般に知られているのは歌謡調だが、今回は(伝統的に歌われている)元歌を披露する。元歌は演奏や掛け声も違い、情緒がある」と語った。
 中国の大三弦、日本の津軽三味線なども一流の演奏家が出演。公演での演奏は日中国交正常化40周年を迎える9月にCDとして発売される。問い合わせは横浜能楽堂(電話)045(263)3055。