政治

「オスプレイ撤退を」 名護市民大会に千人超

オスプレイの配備撤回を求め、こぶしを上げる名護市民大会の参加者たち=3日、名護市役所中庭

 【名護】「オスプレイ配備に反対する名護市民大会」(オスプレイ配備に反対する県民大会名護市民実行委員会主催)が3日、同市役所中庭で開かれた。オスプレイの沖縄配備後に開かれた初めての市町村大会で、千人超(主催者発表)が集結。配備撤回と米軍普天間飛行場の閉鎖・撤去を求める決議を採択した。

市民大会実行委員長の稲嶺進名護市長は「県民に対してもっと大きな闘いになるよう働き掛け、日米両政府に声を届けていきたい」と呼び掛けた。
 県民大会実行委事務局長の玉城義和県議は、オスプレイ配備撤回を求める県民投票や署名行動の実施を検討していることを明らかにした。
 稲嶺市長らは4日、沖縄防衛局と外務省沖縄事務所を訪れ、決議文を手渡す。15~17日に予定される県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)の政府要請でも手交する予定。
 市町村大会は4日に八重瀬町で、16日に大宜味村でも予定されており、配備強行に対する反発が広がっている。
 稲嶺市長はあいさつで、配備強行を「サンフランシスコ講和条約で日本独立を勝ち取る代わりに、沖縄を米軍占領下に置いたまま切り捨てた構造的な差別が、今なおこういう形で表れている」と批判。「各市町村で大会を催し、波状的に日米政府に抗議行動を起こすことが求められている。配備されたが放置しておくわけにはいかない。撤退させるまで頑張ろう」と呼び掛けた。
 大会後は記者団に「辺野古の(普天間飛行場代替施設の)V字案はオスプレイ仕様の飛行場。オスプレイを止めないと辺野古移設も止められない」と語った。
 市民大会は稲嶺市長や玉城氏のほか、市内の各種団体代表らが登壇した。市議会にも参加を呼び掛けたが、岩国基地でオスプレイに体験搭乗した野党会派「礎の会」の市議らは、県外研修などを理由に欠席した。

More than 1000 citizens hold rally in Nago calling for withdrawal of Osprey