絵本原画など紹介 儀間比呂志展伊計島で開幕


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
儀間比呂志さんの絵本原画や版木を興味深げに見る子どもたち=20日、うるま市の旧伊計小中学校

 【伊計島=うるま】「儀間比呂志展・絵本の世界」(主催・うるま市観光物産協会、日本こうさく学研究会、共催・琉球新報社)が20日、うるま市の旧伊計小中学校で始まった。

25日まで。午前10時~午後6時まで。入場無料。伊計島をアートの島にしようという「イチハナリアートプロジェクト」の第2弾企画。
 絵本原画約50点のほか、彫刻刀などの仕事道具やデッサンなどの絵本制作過程も紹介されている。
 絵本に登場するアダンの葉で作られた手おけやバーキを使った体験コーナーもある。石臼で大豆をひき、きな粉を作った安次富雅斗ちゃん(6)は「お兄ちゃんに自慢したい」と満足げ。徳門ひよりちゃん(同)は「絵本に出てくるのと同じ着物が飾っていたので驚いた」とほほ笑んだ。