木浦大と協定締結 琉大、韓国と交流促進へ


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協定締結後、握手を交わす高錫珪総長(左)と岩政輝男学長=1月24日、西原町の琉球大学

 韓国の木浦(もっぽ)大学校(高錫珪(コソッキュ)総長)と琉球大学(岩政輝男学長)は1月24日、西原町の琉球大学で、大学間の国際交流に関する協定を締結し、両大間の学生交流に関する覚書に署名した。

今後、両大は研究者や学生の交流、共同研究などを活発に進める。
 両大はこれまでにも、研究者や学生の交流を重ねてきた。2011年8月31日には、木浦大学校島嶼(しょ)文化研究院と琉大国際沖縄研究所の部局間交流協定を締結している。今回の大学間の国際交流に関する協定の締結で、両大学の学術研究などをさらに推進する狙いがある。
 協定締結後、岩政学長は「両大学の交流を通し、沖縄と韓国の友好関係がますます発展することを期待している」とあいさつした。高総長は「これからは学生や研究者の交流を通じ、実りの多い交流が実現できればいい」と期待した。

英文へ→University of the Ryukyus signs exchange agreement with Korean university