被災児の夏休み応援 寄付継続呼び掛け


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「ティーダキッズプロジェクト」への寄付を呼び掛けた(左から)奥野修司さんと坂田竜二さん、加藤彰彦さん=28日、県庁

 東日本大震災被災地の子どもたちの“夏休み”を応援するティーダキッズプロジェクト実行委員会(実行委員長・加藤彰彦沖縄大学学長)は28日、沖縄県庁で会見を開き、活動への寄付金の継続を呼び掛けた。東京電力第1原発事故の影響により、思い切り外で遊べない福島県の子どもたちを中心に、3年前から伊江島の民泊に招いている。加藤委員長は「時代とともに関心は低くなるが、忘れないでほしい。末永く継続するため支援をお願いしたい」と呼び掛けた。滞在中の学生ボランティアも募集中だ。

 東日本大震災被災地の子どもたちの“夏休み”を応援するティーダキッズプロジェクト実行委員会(実行委員長・加藤彰彦沖縄大学学長)は28日、県庁で会見を開き、活動への寄付金の継続を呼び掛けた。東京電力第1原発事故の影響により、思い切り外で遊べない福島県の子どもたちを中心に、3年前から伊江島の民泊に招いている。加藤委員長は「時代とともに関心は低くなるが、忘れないでほしい。末永く継続するため支援をお願いしたい」と呼び掛けた。滞在中の学生ボランティアも募集中だ。

 8月1日から12日まで、主に福島県から小中学生35人ほどが来県する。事務局長の坂田竜二さんによると、30人の滞在で約250万円の経費が掛かる。

 ノンフィクション作家の奥野修司さんは「子どもたちが伊江島からいろいろなものをもらって帰ると同時に、僕らも何かをもらっている気がする」と話した。

 寄付の振込先は沖縄銀行本店(普通口座)2422412、琉球銀行本店(普通口座)1121765、口座名「ティーダキッズプロジェクト実行委員会」。学生ボランティアなどの問い合わせは坂田さん(電話)080(6596)3772、flyingchari@yahoo.co.jp