儀間氏に当選証書 参院選比例代表


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 【東京】7月21日投開票の参院選比例代表の当選者に対する当選証書付与式が26日午後、総務省で行われた。中央選挙管理会の神崎浩昭委員長から証書を受け取った日本維新の会の儀間光男氏(70)は「米軍普天間飛行場を名護市辺野古に移設するという現行計画を早期に進めると同時に、沖縄の過重負担を少しでも軽減するために全国に訓練を分散できるよう取り組む」と抱負を語った。

 儀間氏は国政での活動について「この国の利益のため志を高くし、経済や教育、社会保障の問題などに積極的に取り組んでいきたい」と意欲を見せた。
 普天間問題では浦添市長時代に「県外移設」を訴えていたが、今選挙で名護市辺野古への移設を推進することを公約に当選したことについて「これまで何度も『県外』を訴えてきたが、一顧だにされず正直、疲れた」と指摘。「必ずしも県民は『県外移設』と思っていない。辺野古移設という原点に立ち返り、普天間の危険性除去に取り組みたい」と述べた。儀間氏は2日に初登院する。