星野監督助けた少年3人も祝福 楽天日本一


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道に迷った星野仙一監督を助けた(左から)石嶺綾一君、安里太一君、貴友村佑貴君=3日、久米島町のリゾートホテル久米アイランド

 【久米島】沖縄県久米島町のテレビ観戦の場には、2011年のキャンプ時に道に迷っていた星野仙一監督を助けた3人の野球少年もいた。少年らは「星野監督に『優勝おめでとう』と伝えたい」と声を弾ませた。

 星野監督を助けたのは久米島中3年の石嶺綾一君(15)、安里太一君(14)、喜友村佑貴君(15)。当時小学6年生だった3人は、練習を終えて徒歩で帰る途中、道に迷っていた星野監督に声を掛け、宿舎まで数キロの道のりを案内した。

 喜友村君は「自分たちにとって楽天は憧れの球団。プロ野球選手になれたら楽天に入りたい」と、将来は選手として星野監督を助けるつもりだ。
(盛長容子通信員)