教育

評価機構が改善点指摘 県芸大、看護大

 大学評価・学位授与機構は3月28日、県立芸術大学と県立看護大学の認証評価結果を公表した。両大学ともに同機構の基準を満たしたが「校舎が老朽化している」(県立芸大)、「図書の冊数不足」(県立看護大)など改善点を指摘された。

 文部科学相が認めた第三者機関による評価は、すべての大学や高専に義務付けられており、同機構は教育内容や学校設備、財務基盤などについて機構が定めた基準を満たしているか調べた。
 県立芸大は「芸術文化の創造と沖縄伝統芸術の継承発展との双方を見据えた人材育成が行われている」「社会人選抜においては実技試験と一般試験と同等に課し、多様な人材を受け入れている」など計7点が評価された。
 県立看護大の優れている点としては「県内に就職した学生のうち15%が離島に就職した」「地域推薦入学制度を設け、県内出身者の数を確保している」など5点が挙げられた。
 一方で同機構は改善点も指摘。県立芸大は「障害のある学生を考慮したバリアフリー化がされておらず、器具やソフト面がほとんど整備されていない」「美術工学部のうち3棟は建築後39年を経て老朽化が目立つ」「(図書館に)図書・資料を管理する専任の司書・学芸員が配置されていない」など6件の改善要求が出された。両大学は「改善に向けて早急に検討したい」としている。