湿地の生き物に歓声 漫湖でマングローブ観察会


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漫湖の環境について学んだ参加者ら=5日、那覇市

 県内各地の環境保全に取り組むおきなわ環境クラブは5日、那覇市の漫湖周辺で自然を観察する「ガイドと歩くマングローブウオッチング」を開いた。案内人の石井周さんはマングローブの種類や湿地にすむ生き物を説明。

参加者12人は干潟でヤエヤマシオマネキやトントンミー(ミナミトビハゼ)を見つけ「ここにいた」などと歓声を上げていた。
 参加した大田花穂さん(7)=古蔵小1年=は「カニがいっぱいいた。足が速かった」と笑顔。父親の守也さん(45)=公務員=は「マングローブにどんな生物がいるか分かった」と話した。6日も同じ観察会が開かれる。問い合わせは同クラブ(電話)098(833)9493。