石垣で星空サミット10月開催 名所2自治体と連携


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
星空サミットに向け設立した実行委=9日、石垣市役所

 【石垣】星の名所で知られる国内3地域が連携し展開する「日本三選星名所・星空サミット」が10月18、19の両日、石垣市で開かれる。開催に向け、実行委員会設立総会が9日、市役所であり、広報活動の強化などを確認した。同市はサミット開催で星空の島の周知を図り、観光誘客に弾みをつける。

 同サミットは2011年にTBSの番組で天文学者が選ぶ星空がきれいな場所として、石垣島天文台がある石垣市と岡山県井原市美星町、長野県南牧村の3地域が上位3位に選ばれたことがきっかけで開催された。
 第1回が昨年、井原市美星町で開かれ、今回が2回目となる。
 星空サミットでは天文学者の講演会や3地域の関係者による星空サミット会議などを実施する。石垣島で展開される星空ツアーの紹介や各地域の特産展示なども予定している。そのほか、出会いの場を提供する「星空婚活」を計画している。
 実行委員長を務める市観光交流協会の高嶺良晴会長は「街全体が盛り上がるような取り組みにしよう」と呼び掛けた。