辺野古、海上護岸2本建設へ 防衛局が入札公告


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 沖縄防衛局は、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向け、週内にも埋め立て予定海域に海水や土砂の流れを止める「中仕切り護岸」を新設する工事の一般競争入札を近く公告する。ホームページ(HP)で18日から公開した。海上工事の入札手続きは初めて。

防衛局は現在実施中の海底ボーリング調査と埋め立て本体工事の実施設計を終え次第、本年度内の来年1~2月ごろにも本体工事に着手する方針。中仕切り護岸の設置は県水産課の岩礁破砕の許可が必要だが、同課は週内に許可する方針だ。
 対象工事は辺野古崎北側の「1工区」と南側の「2工区」の2件。1件当たりの工事費は3億~6億円、工期は2年3カ月としている。