児童、沖縄の海満喫 伊江村と滋賀県高島市が交流


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マリンスポーツを楽しむ伊江村と高島市の団員=23日、伊江ビーチ

 【伊江】スポーツ交流を通じて自然を大切にする心と郷土を思う気持ちを育もうと、伊江村と滋賀県高島市の青少年スポーツ相互交流事業が22日から3泊4日の日程で伊江村などで行われた。

 青少年相互交流事業は1994年から始まり、今回で20回目。ことしは同市から団員8人と引率者4人が来村。初日は対面式が行われ、ホームステイ先の民家8世帯と村内の団員らが夕食を共にした。2日目は青空が広がる中、伊江ビーチでマリンスポーツや北海岸の「湧出(ワジー)」でシュノーケリングを満喫した。団員は海中の美しさや生物に見入り、夢中になっていた。
 昨年に続いて参加した池田有利亞さん(高島小6年)は「友達もたくさん増え、民家の沖縄料理もおいしかった。また冬に会えるのが楽しみ」と話した。一行は、美ら海水族館や首里城などを見学し帰路に就いた。同村の団員は来年2月に同市を訪れ、スキー体験などを行う予定。
(金城幸人通信員)