台風16号 久米島、強風になる恐れ 本島接近の可能性低く


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 台風16号は20日午後3時現在、フィリピンの北の海上にあり、1時間におよそ15キロの速さで北に進んでいる。沖縄気象台によると台風はゆっくり北上する見通しで、沖縄地方に接近する可能性は低いが、久米島では15キロ以上の強風になる可能性がある。

 先島地方は20日夜、大しけとなる見込み。同4時33分には、八重山地方で波浪警報が発令された。沖縄本島、宮古島地方では21日に風が強く見込み。
 台風の中心気圧は985ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は23メートル、最大瞬間風速は35メートル。中心から東側560キロ、西側390キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。【琉球新報電子版】