修道女8人も連帯 辺野古抗議行動に約50人


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 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が進む名護市辺野古のキャンプ・シュワブの第1ゲート前では12日午前、約50人余りの市民らが集い、抗議行動を実施した。

 東京や宮崎から「イエスのカリタス修道女」のシスター8人がゲート前や辺野古テント村を訪れ、沖縄の基地問題の現状について学んだ。8人はヘリパッド建設が強行される東村高江や辺野古の現状を現地で学び、沖縄の人々と連帯することを目的に11日から2泊3日で来県している。
 シスターの大野祐子さん(45)は「辺野古や高江のことは本土の新聞では全然報じられていない。実際に自分たちの目で見た沖縄のことを周りの人たちに伝えていきたい」と話した。
 海上では朝から海上保安庁の作業船が出ているのが確認されたが、浮具(フロート)再設置の様子は見られなかった。【琉球新報電子版】
英文へ→Eight nuns from Tokyo and Miyazaki Prefecture take part in protest against Henoko