沖縄の人は歌に貪欲 加藤登紀子


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デビュー50周年とコンサートへの思いを語る加藤登紀子=那覇市の琉球新報社

 「コザで乾杯!加藤登紀子50周年開幕 ほろ酔いコンサート2014」(琉球新報社、ミュージックタウン音市場主催)が29日午後5時30分から、沖縄市のミュージックタウン音市場で開かれる。

加藤は「いろいろな人の力をもらって、ここまで来た。感謝の気持ちを込めて歌いたい」と意気込みを語った。
 代表曲「愛の讃歌」「百万本のバラ」「難破船」などが披露される。これまでの歌手生活を振り返るため、60~90年代のそれぞれの楽曲を披露する。そのほか、「アッチャメー小」なども歌う予定だ。
 デビュー50周年を迎えた加藤。「もう一度振り出しに戻った感覚。今が人生のど真ん中という気持ちがある」と笑顔を見せる。さらに、「50周年の幕開けがほろ酔いコンサートで良かった。沖縄の人は本当に歌に貪欲。良いものは良いと本当に盛り上がる」と語った。
 前売り5000円、当日5500円。20歳未満の入場は不可。問い合わせは琉球新報社事業局(電話)098(865)5200。