HIV検査、県が拡充 エイズデーに合わせ


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 12月1日の「世界エイズデー」に合わせて県は12月初旬、各保健所で実施しているHIV検査を通常よりも拡充する。検査は予約制で、無料・匿名で受けられる。

県健康長寿課は「治療薬が進歩しており、早期に発見すれば発症を食い止めることもできる」として、不安がある人に受診を呼び掛けている。各保健所の検査スケジュールは県感染症情報センターで確認できる。
 27日現在の県内のHIV感染者・エイズ患者の報告数は合わせて28例で、通年で見ても2007年(32例)に次いで過去2番目に多い。13年は計25例の報告があり、人口10万人当たりではともに全国で3番目に多かった。