大韓航空前副社長を12時間聴取 「ナッツ問題」で韓国検察


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 【ソウル共同】大韓航空の機内で同社の趙顕娥前副社長がナッツの出し方に怒って客室サービス責任者の男性を降ろし離陸を遅らせた問題で、航空法違反容疑などでの趙氏の取り調べを17日に始めた韓国検察は、約12時間後の18日未明に聴取をいったん終えた。
 聯合ニュースは、検察が逮捕状を請求するかどうか検討していると伝えた。取り調べ後、趙氏は報道陣の質問に答えず検察施設を離れた。
 機体から降ろされた男性は、機内で趙氏に罵倒されたりたたかれたりし、その後会社から、趙氏の行動に問題はなかったとの虚偽の証言をしろと強要されたと証言。韓国国土交通省も暴言を確認している。
(共同通信)