シリアで部族民の230遺体発見 イスラム国が殺害


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)は17日、東部デリゾール県の砂漠地帯で過激派「イスラム国」に殺害された地元シャイタート部族民230人の遺体の遺棄現場が見つかったと発表した。
 同部族はことし8月、イスラム国に対して反乱を起こして鎮圧され、約700人が殺害された。発見された230遺体も同時期に殺害されたとみられ、犠牲者数は計900人以上となった。
 8月の反乱後、部族民は地元から退避していたが、このほど夜間外出、集会、武器所持の禁止などイスラム国の命令を受け入れて帰郷し、遺体を発見したという。
(共同通信)