交通事故死36人 過去最少見通し 14年県警まとめ


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 2014年の県内の交通事故による死者数は31日正午現在、36人で統計を取り始めた1947年以降、最少になる見通しであることが県警交通企画課のまとめで分かった。これまで最も死者数が少なかったのは12年の40人だった。

13年は52人だった。死者数が30人台を記録したのは初めて。
 警察庁は「事故発生から24時間以内」と「事故発生から30日以内」の範囲で交通事故死者数の統計を取っている。30日以内の死者数は31日午前現在42人。県内の交通事故による死者数は最多が1973年の123人だが、その後は減少傾向が続いている。2007年以降は40人台で推移していたが、13年は7年ぶりに50人台を記録した。
 交通事故発生件数は28日現在で6134件。負傷者数は同日現在、7344人。