【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対する市民らは5日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前で昨年12月26日以来10日ぶりに抗議行動を再開した。午前11時20分時点で約120人の市民が集まった。「ことしも頑張るぞ 座り込みを続けるぞ」と、ゲートの向こう側に呼び掛けるように力強く声を上げた。
沖縄平和運動センターの山城博治議長は集会で「政府が沖縄にありったけの圧力と差別をぶつける限り、(保革を越えて)一致団結するしかない。ことし1年(その意志を)見事に示してやろう」と新年最初の決意を新たに語気を強めた。
基地建設が予定されている名護市辺野古の海域では沖縄防衛局による海上作業は確認されていない。警戒する市民らが4隻の抗議船を出している。
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