自衛隊配備住民投票、来月22日実施 与那国町が告示


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 【与那国】与那国町は23日、与那国島への陸上自衛隊沿岸監視部隊配備の賛否を問う住民投票を2月22日に実施すると告示した。投票者は永住外国人を含む中学1年生以上の町民で、配備に賛成、反対の項目のいずれかに「○」を書き込む方法で実施される。

 町選挙管理委員会によると、対象者は約1200~1300人になる見込み。住民投票は午前7時から午後7時まで町内3カ所で実施。期日前投票は2月18日から21日の午前8時半から午後8時まで、町構造改善センターで行う。
 住民投票の結果に法的拘束力はないが、条例は「町長および町議会は投票結果を尊重し、国および関係機関と協議して(自衛隊の)配備について町民の意思が正しく反映されるよう努めなければならない」と定めている。