米軍普天間飛行場の移設に伴う新基地建設が計画される名護市辺野古では26日も市民の抗議行動が続いている。埋め立て予定海域の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部では、市民がカヌー12艇、抗議船5隻で海上保安庁のゴムボートが係留された浮桟橋に接近し、基地建設作業関係者の詰め所前でプラカードを掲げて「基地建設をやめて」と抗議の声を上げた。
シュワブのゲート前でも市民約80人が「弾圧は許さない」と抗議した。
辺野古崎ではショベルカー2機が動き、海域調査の船が出ているが大規模な作業は行われていない。海上保安庁は出動しておらず、市民の拘束などはない。
【琉球新報電子版】