インフルエンザ流行警報、県が継続 八重山で激増


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 県健康長寿課は28日、県内のインフルエンザ流行状況を発表した。第4週(1月19日~25日)の1定点医療機関当たりのインフルエンザ報告数が警報水準の30人を超える65・16人だったとして、流行警報を継続した。前週の84・78人より減ったものの、県内全域で警報水準を超えている。同課は引き続き、外出後や食事前の手洗いやうがいなどを呼び掛けている。

 八重山の施設では報告数が前週の76・67人から122人に大幅に増えた。
 年齢別では5~9歳の816人が最多で、1~4歳の620人、10~14歳の596人と続く。県内の学年閉鎖は4学年、学級閉鎖は43学級。休校はなかった。
 同課によると、今シーズンは例年と比べ流行の始まりが早いことが特徴。シーズン開始の9月からこれまでに239人が入院しており、そのうち80歳以上が約半数を占めている。