「九条の会」が平和賞4位候補 ノーベル賞で予想


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 【ロンドン共同】「ノーベル平和賞ウオッチャー」として知られる国際平和研究所(オスロ)のハルプビケン所長は2日までに、2015年の平和賞予想を発表し、日本の護憲派市民団体「九条の会」を4位の候補として挙げた。同所長は14年の平和賞で、憲法9条を守る日本国民を最有力と予想していた。
 同所長は「(集団的自衛権の行使を容認した)安倍政権による9条の解釈変更には、武力衝突の兆しだとの懸念が出ている」とし、東アジアの緊張の中、平和賞が戦争抑止の原点に戻るのは時宜にかなっているとあらためて訴えた。
(共同通信)