国際洋蘭博覧会が開幕 2万7千点咲き誇る


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 「バレンタイン・オーキッド~花と愛をあなたに」をテーマにした国際的なランのイベント「沖縄国際洋蘭博覧会」(同実行委員会主催)が7日、本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンターで開幕した。赤、紫、ピンク、白など鮮やかな色のラン2万7千点余が咲き誇り、甘い香りも漂い、会場は幻想的な雰囲気に包まれている。博覧会は15日まで。

 今回はコンクール部門に約3500鉢の応募があり、最優秀賞の内閣総理大臣賞には呉明坤(ウ・ミンクン)さん=台湾=の作品が選ばれた。
 7日午前8時15分、オープニングセレモニーがあった。主催者を代表して沖縄美ら島財団の花城良廣理事長が「ランの幅広い普及のほか、芸術文化の発信や観光振興などを目的にしたイベントも29回目を迎えた。今年も国内外から多くのランがそろった」とあいさつし、来場を呼び掛けた。初日からラン愛好家ら多くが訪れ鑑賞している。
 期間中はガイドツアーやコサージュ教室、ランの花迷路など多彩な催しが予定されている。
【琉球新報電子版】

沖縄国際洋蘭博覧会に出展された作品を観賞する来場者=7日午前8時20分すぎ、本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンター
沖縄国際洋蘭博覧会のオープニングセレモニーでテープカットする関係者=7日午前8時20分すぎ、本部町の海洋博公園熱帯ドリームセンター