終わらない「閉店セール」 大学生調査、対応を要望


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 「この店いつも閉店セール中だけど、どうなっているの?」。こうした疑問から、東京都内の小売店を調査した立教大法学部の学生6人が13日、「閉店セールをいつまでも続けている店が多く、今買わないと損だと思わせるのは景品表示法違反の有利誤認に当たる」として、消費者庁に対応を要望した。

 調査した9店舗中5店舗が「閉店セール」を掲げたまま長期間、営業を続けていた。消費者庁は「法律に違反する可能性がある。具体的問題があれば調査したい」と回答した。
 6人は消費者法を学ぶゼミに所属。昨年7~12月、上野や秋葉原などで9店について閉店セール期間や商品の割引率などを調べた。
(共同通信)