桜庭、上地さん 西日本大会へ 祐徳本因坊戦


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第64回祐徳本因坊戦県代表選抜戦で県代表になった桜庭卓道君(右)と上地寿音さん=8日、浦添市の浦添囲碁会館

 囲碁の第64回祐徳本因坊戦県代表選抜戦(主催・県囲碁連盟、琉球新報社)の小・中学生の部県代表選抜戦が8日、浦添市の浦添囲碁会館で行われ、久高小5年生の桜庭卓道君(11)=南城市=と仲西中1年生の上地寿音さん(13)=浦添市=が優勝し、代表に選ばれた。

2人は6月に佐賀県で開催される本大会(西日本大会)に派遣される。
 これまでに2回挑戦し、初めて優勝した桜庭君は「うれしい。優勝の自信は少しあった」と話し、「(本大会で)初戦を勝つために、もっと囲碁の勉強をして強くなりたい」と意気込む。
 小学6年生の時に小学生代表で本大会に出場した経験のある上地さんは「優勝できるとは思わなかった」と驚きを見せ、「中学生の大会はレベルが上がっていると思う。緊張せず、まずは1勝を目指したい」と語った。