県内公立中学校149校の約6割に当たる88校で13日午前、卒業式が開かれた。那覇市立松島中学校(松本哲校長)では216人の卒業生が、後輩や家族、恩師に見守られ思い出の詰まった学びやから巣立った。
卒業生を代表してあいさつした下地寿的(すまと)君は、支えてくれた家族や先生など周囲の人に感謝の言葉を述べ「卒業はゴールではなく、新生活へのスタートだ」と決意を語った。
松本校長は「高い目標と責任を持った人間になってほしい」と話し、卒業生の今後の活躍に期待した。
14年度は、卒業生がいない東村立高江中学校を除いた148校で卒業式が開かれ、約1万6千人が新たな一歩を踏み出す。
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県内88中学校で卒業式 1万6千人が新たなスタート
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