米大手が新型ロケット開発 「バルカン」、19年飛行


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 【ワシントン共同】米航空宇宙大手ボーイングとロッキード・マーチンの合弁会社「ユナイテッド・ローンチ・アライアンス」は13日、米空軍や米航空宇宙局(NASA)の人工衛星打ち上げなどに使う新型ロケット「バルカン」を開発すると発表した。2019年の運用開始を目指す。

 現在の主力ロケットにロシア製エンジンが使われていることから、ウクライナ情勢を受けて米議会で安全保障上の懸念が高まったのを受けた措置。米インターネット通販大手アマゾンのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)が設立した米宇宙ベンチャー「ブルーオリジン」が国産エンジン開発に参加する。
(共同通信)