那覇市の沖縄南部療育医療センターは5日、こどもの日を満喫してもらおうとセンターの入所者150人向けにコンサートやレクリエーション大会を開いた。沖縄海邦銀行の有志によるコンサートがあったほか、県内の大学や短大、ボーイスカウトから66人がボランティアで参加した。
レクでは入所者らがロープにぶら下がったたすきを取る「5色つなひき」や、入所者とボランティアがチームを組んだ車いすリレーなどを楽しんだ。入所者の西平千賀子さんは(38)「楽しかった」と満足そうに話した。ボランティアとして過ごした玉城佳穂(かほ)さん(18)は「利用者の皆さんが明るく、楽しかった」と語った。