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宮古島陸自配備きょう正式打診 防衛副大臣、市長と会談へ

 【東京】防衛省の左藤章副大臣は11日、宮古島市の下地敏彦市長と会談し、陸上自衛隊警備部隊の配備を正式に打診する。左藤氏は同日に石垣市も訪問する予定で、同部隊の配備に向けた調査を開始することを中山義隆石垣市長に伝え、調査への協力を求める。宮古島への警備部隊の配備について、防衛省は昨年度から配備に向けた調査を実施しており、今回の副大臣の訪問は部隊配備に向けた大きな節目となる。

 関係者によると、宮古島市では有力候補地に挙がっている大福牧場周辺や千代田カントリークラブ周辺などを車内から視察することも検討している。すでに警備部隊を受け入れた奄美大島と同規模の部隊を検討しており、陸自地対艦ミサイル(SSM)と地対空ミサイル(SAM)が配備される可能性もある。
 中谷元・防衛相は9日の翁長雄志知事との会談で島しょ防衛の重要性を強調し「先島諸島において宮古島市から調査に着手をしており、警備部隊の配置に向けて具体化の検討を行っている」と述べ、部隊配備を推進する考えを述べていた。
 下地市長はこれまで配備の賛否は明らかにしていないが、市議会3月定例会で「国が近々調査結果を報告したいとのことだ」と述べ、近く打診を受ける可能性に言及していた。