琉球新報社 
【読谷】今月１０日、沖縄市の国道で米陸軍兵による運転とみられる車がタクシーと衝突した事故で、沖縄市の仲本兼明副市長らは?日午前、読谷村の在沖米陸軍トリイステーションを訪れ抗議書を手渡した。米陸軍兵からアルコールが検出されていたことから、①被害者への謝罪と完全な補償②飲酒運転根絶の再発防止策と公表を求めた。沖縄防衛局にも抗議した。
仲本副市長によると、対応したクニユキ・ユキオ副司令官は事故について「遺憾である。綱紀粛正を徹底したい」と話したという。再発防止策の公表については「上司の意向を聞きたい」と答えるにとどめた。
事故当時、米陸軍兵からは基準値の約４倍のアルコールが検出されたが、負傷していたため基地内の海軍病院に搬送された。【琉球新報電子版】
