軍港の浦添移設反対を訴え、市民らがデモ行進


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「5・14軍港反対!キャンプキンザー包囲デモ」で、行進して軍港移設反対を訴える参加者ら=14日午後1時40分ごろ、浦添市役所前

 「5・14軍港反対!キャンプキンザー包囲デモ」(主催・軍港反対!浦添市民行動実行委員会)が14日午後1時半から行われ、浦添市役所前を起点にキャンプ・キンザーを経由し、浦添市港川までの道のりをデモ行進した。約60人が参加し、那覇軍港の浦添移設反対を訴えた。

 毎年、復帰記念日の5月15日に合わせて開催しており、今年は4月に松本哲治市長が選挙公約を撤回し那覇軍港の浦添移設を正式に認めたことから、参加者は「公約違反だ」「辞任して信を問え」などと声を上げた。
 実行委員会の平良研一共同代表は「松本市長は軍港反対で当選したにもかかわらず、市民を裏切り容認した。安倍首相が進めようとしている安保法制で辺野古も軍港も戦争政策に使われていく。軍港移設を阻止しよう」とあいさつした。
 軍港移設のSACO合意があった1999年から毎年デモをしており、ことしで17回目となる。
 【琉球新報電子版】