琉球新報社 【上海共同】中国湖北省荊州市の長江（揚子江）で起きた４５８人乗りの大型客船転覆事故で、中国当局は２日、船内に取り残されているとみられる多数の乗客らの捜索・救助活動を本格化させた。救助後に拘束された船長と機関長から事情を聴き、原因究明にも着手。李克強首相が同日現場入りし、陣頭指揮に当たった。
新華社などによると、船長や機関長、高齢の女性を含む１０人以上が救助され、５人の死亡が確認されたが、なお４００人以上が行方不明。当局は６０隻以上の巡視艇や潜水士などを動員し、不明者の捜索や安否確認に当たっている。
（共同通信）
