伊良部大橋が学会賞を受賞 県道で初


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2014年度作品部門に選ばれた「伊良部大橋」

 橋の優秀な建設に授与される「土木学会田中賞」の2014年度作品部門に「伊良部大橋」が選ばれた。1966年度の賞設立以降、県内の県道としては初めての受賞となる。

 宮古島と伊良部島を結び1月31日開通。通行無料の橋としては国内最長だ。県内21番目の離島架橋で、長さは3540メートル、総事業費約395億円。県内からの受賞は石川橋(1987年度)、南風原高架橋(96年度)、阿嘉大橋(98年度)に続き16年ぶり4例目。
 県道路街路課の上原国定課長は「厳しい環境の中で長く使えるよう工夫して整備したことが評価されたのではないか」と語った。