国連本部でハンセン病を初討論 障害者権利条約会議


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 【ニューヨーク共同】障害者権利条約の締約国会議を開催中の国連本部で10日、「ハンセン病と障害」をテーマにした初の討論会合があった。障害者団体などから、ハンセン病回復者と連携して権利向上に取り組むべきだとの意見が相次いだ。

 国際団体「障害者インターナショナル(DPI)」によると、世界では後遺障害を負ったハンセン病の回復者らへの偏見が根強く、連携が十分には進んでいないという。
 DPIのアビディ世界議長(インド)は「(ハンセン病の回復者らと)お互いを鼓舞し合えるよう団結する必要がある」と訴えた。
(共同通信)